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コドモット通信「おんぶ・抱っこ・よしよし」

みなさんは、保育の仕事についてどのようなイメージがありますか?

私が新人の頃に、友人に言われたのが「子どもと遊ぶ仕事は楽しそうでいいよね」 でした。

確かに遊びます、楽しいです。でもそれは1つの方法なんです。

遊ぶことで、子どもの今の発達を理解する、誰と気持ちがあうのかが見えてくる、夢中になっていることがわかる・・

ただ遊ぶのではなく、遊びを通じて「子どもを理解」するんです。

そして保育を振り返ると、3つの奥義を駆使していました。

「抱っこ、おんぶ、よしよし」です。

現在、報道で配置基準が問題視されています。ぜひ改善してほしいものです。

当時、24名の子どもたちを一人で担任していて、やはり無理がでます。

遊びでのトラブル

朝からの不機嫌

配膳中に転んでの食事クラッシュトラブル等、あげるときりがありません

そんなときに、おんぶしながら食事を片づけたり、抱っこしたままで友達同士のトラブルに介入したり、左手で頭をよしよししながら、右手で製作の手伝いをしたり・・・

本当に新人だからでしょうか、息をするのも忘れるぐらい夢中で一所懸命でした

そんな仕事でもあるということを、新人の経験から書かせていただきました。 別の先生はもっとできたかもしれませんけど・・・

でもこれがどうにかできたのは、大変な時に手伝いに来てくれた先輩の存在であり、一番はそんな姿を見て、

「先生、手伝うよ」

「先生、大好き」

と言ってくれた子どもたちの存在があったからです。

子どもを好きで、子どもたちのために頑張りたい人たちが

好きを忘れず、子どものために頑張り続けられる未来を想像しながら、現場は今日も、3つの奥義を駆使して支え続けています。

皆様、保育現場を! 保育士を! 温かく応援してください。      理事長

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