DATE : 2025.01.24
今日は教育について考えてみます。
一般的には、教育は「国語」「算数」「理科」「社会」という教科のイメージをお持ちの方も
いると思います。
1つの側面から学ぶという教科は小学校教育の要素が強く表れています。
一方で幼児教育は、「遊び」という自発的で主体的な活動から学ぶ要素が多くあります。
例えばブロックで遊んでいるこの写真・・・
おもしろそう、たのしそう、好きなんだという見方もあれば
うまく2つ穴と2つ突起を合わせていかないときれいな直線にはなりません。これは「算数の学び」
ここは車が止まるから広く、これは「面積」
動物の肉食はここで、草食は・・・これは「理科」
建物、車、人、動物、これは「社会」への学びへと変わっていきます。
つまり幼児教育は、子どもたちの興味と関心から遊びが生まれ、創意工夫の中で自然と
教育的な学びへと結び付けていくものなんです。
だからこそ、遊びこんでいる姿こそ、「教育的な環境の成果」だといえるのではないでしょうか?
小学校教育も、個別最適な学びがあります。協働的な学習があります。
その入口は、興味や関心から生まれるもので、決して決められた教科をこなすことではないとすると、
これからの小学校教育はどんどん変わっていくことでしょう! 大いに期待すると共に、幼児教育ももっと質を上げていかなければならないと感じるのでした。