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コドモット通信 ~物事の捉え方~

私たち保育者は、様々なものごとをどのようにとらえることが望ましいのでしょうか?

例えば、子どもが泣いている姿を見て、「泣いている!」という事象だけをとらえるのか、「なぜ、泣いているろう」とその背景を理解しようと捉えるのか?

走っている姿を見て、「走らない」と行動を制止することが大事ととらえるのか、「なぜ、走っているんだろう」とその理由を考え、走れる方法を検討するのか?

物事の捉え方で、私たち保育者の支え方は大きく変わります。

園庭にある石ですが、「投げると危ない!」ととらえるのか、「なにか遊びに活かせるかも」ととらえるのかで、その創造力は大きく変わります。

写真に写る石は、実は石ではなく、料理の食材だと聞きました!

こどもたちは、石を何かの食材としてイメージし集め、砂などを調味料として見立て、料理として完成させようとしています。

 

この石を取り除くと、遊びの創造性は今以上には決して大きくはならない!と言い切れます。

 

職員の育成なども同様です。目に見える事象だけで注意したり、指摘したり、指導することよりも、「なぜ」「どうして」「どのように活かすか」という捉え方で

自主性、個人特性を引き出していくことこそが、重要だと考えています。

Copyright (C) 社会福祉法人 正道会