子育てについて考えてみましょう・・・
「子育て」の意味をそのまま考えると、「子」「育て」の2つに分かれます。つまり「子を育てる」ということになります。
もちろん世話をしたりと様々な大人の介入が必要ではありますが、
この子育てにも「育ちの道筋」があるのだと思っています。
まず第一の道は、字の通り「育てる道」です
これは親から子へと働きかけるものです。「授乳する」「寝かしつける」「抱っこする」「話を聞く」など大人が主体です。
第二の道は、「育み道」です。
これはこれまでの親の働きかけから、子ども自身が自分の思い、考えを表出し、自己の確立へと向かう段階なので「その子らしさ」「個性」を育みます。つまりサポートしていくというイメージです。
第三の道は、「育つ道」です。
これはこれまでの2つの道の集大成。育て育まれ、自分らしさが確立したとき、ほかの人と共存しながら自分自身の道を選び、自ら育っていく「育つ道」です。
育てられ、育まれ、そして自ら育つ!
私自身(5人の子育て中)、子育てを改めて考えると、「あの時期にちゃんとしていれば・・・」「今は忙しいけど、いつかは・・・」と反省することがあります。 そう反省しないためにも「今を大切にしていく」ことを忘れないでいようと思います。
「今」とは、「子どもが笑顔でいること」です。 笑顔を守りつづけていきましょう。そうすれば子育ては私たち大人に生きる喜びを与えてくれる最高の営みとなります。
法人本部 松尾