改めて令和4年が始まりました。さて、改めてこの場をお借りして
「コドモット通信」を始めます。これは社会に対して、「子どもの今」「子どもの未来」、「保育の今」「保育の未来」をモット考えようをテーマに皆さんと考えていく場としていきたいと思います。
第一回目は「子どもと子ども」です。保育現場では、コロナ感染の連鎖が止まりません。消毒、清掃、換気、除菌・・・健康管理、マスク、手洗い、考えられるすべてのことをしていても、感染が始まると止まらない現状です。
子どもたちにも、いろんな活動を制限しているケースもあります。
それはそれで感染拡大予防のための手段なので、やるしかない「今」ですが、子どもの育ちには、生きるために必要な食事、空気などと同じくらい重要なことがあります。それは育ち合う仲間の存在です。
家庭での外出、交流などが控えられている場合、園ではできる限りの感染対策を行い、子ども同士の関わりを守り続けています!
それが私たちの役目だと信じているからです。
でも感染が起きると、心が折れます・・・ それでよかったのか、
あの時にこんなことをしておけば、もしかしたら・・・
あの時、あの瞬間・・・
でも日常の子どもたちの楽しそうに遊んでいる姿(笑顔)を見ていると、
こう感じます。
「友達と遊ぶ時間や遊べるようにしてくれて、とても楽しいよ」
これが私たちの励みとなり、今日も最大限の感染対策の意識を持ち、発症したときの対応を想定しつつ、子どもの育ちを守り続けています。
少しでも現場の頑張りが届きますように・・・
そして子どもがもっと、モット、当たり前に遊べる、関わり合えることを保証できる社会体制、医療体制、保育体制が整いますように!
それまでは踏ん張り続けていくことが今の私たちにできる最大限の発達支援なんだと痛感しています。
保育現場で踏ん張っているみなさんも、まだまだ一緒に支え続けていきましょう。
法人本部 松尾