DATE : 2024.12.19
〇〇の壁・・・そんな表現をよく耳にしました。
時に、その壁が子どもたちの発達に様々な影響を与えます。 いいことも・・・ 良くないことも・・・
例えばクラスの壁に注目してみます。
以前は生年月日で分けられたクラス編成の中で、保育・教育を受けるわけですが、今はこの壁が必要なのか、どうかの議論が繰り返されています。 時に同世代での遊び、同年齢での遊びは必要です。
しかしながら考えてみてください。 実は同じ生年月日で決められたクラスには4月生まれの子と翌年の3月生まれの子がいるんです。そこに約1年の差があります。でも同じクラスなんです。
同じぐらいの成長や発達として捉えると、3月生まれの子と学年は1つ下ですが4月生まれの子のほうが発達や成長は近いんです。
となると、クラスという生年月日で分けることに無理が生じるため、子どもの発達や興味、関心でわけたグループ分けのほうが
実態に合っているというわけです。
私たちはそれを発達に応じた保育、個性を大切にした保育として展開しています。 クラスは違っても好きなことが同じであればそんな集まりでいいじゃないですか!
いろんな異なる人と触れ合うことで育まれる心情が、豊かさであってもいいじゃないですか!
そんな保育としての常識の壁があるのであれば、いったん壊してしまい、新たなこれからの常識を発信していきたいと考えています。
子どもが選ぶことに意味や役割があり、
選んだからこそ、そこに教育的な環境が生まれる
そんな常識の壁を作っていきたいと思います。 皆さんも一緒にどうですか?