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コドモット通信~散らかす保育~

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

さて、いきなりですが子どもたちが意欲的に、自発的に遊ぶ主体性の重要性については言うまでもなく、これからの社会を生きていく中では必要な要素です。

しかし時として、保育者は先のことを考えすぎて(片付けが大変とか、他の子どもが困るとか、いろいろ・・・)

これはダメ! お約束でしょ!などとルールを決めて遊びをコントロールしがちの部分があります。危険などを予測する際は必要なコントロールですが、遊びにおいてはどうでしょう?

子どもたちに必要な経験は、楽しく遊ぶことです。もっと深くいうと、「やりたいことを始めて、様々な試行錯誤を経験しながら成功体験と失敗体験を繰り返し、友達関係の中で協力体験や協同体験を積み重ねていく」

このような成功と失敗から、どうするべきかという判断基準、問題解決能力を培っていくのです。

 

だとすると、保育者はいかに望ましい失敗体験を経て、自分たちで考えて取り組んだ成功体験に繋げるかが質の高い保育だとも言えます。

いろいろ出して、散らかすことから子どもたちは創造し、検証し、工夫し、学習するのです。 これを経験することこそ、子どもの権利の1つだと思います。

 

遊び込める環境、学べる環境、試せる環境、考え続けていくべきことですね。       理事長

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