「どうしたら子どもたちは待てるのですか？」とよく聞かれます。　みなさんはどう思われますか？

待ちなさい！　待っててね！　と声をかけると待てるのか？

それもあるかと思いますが、実は待てるための条件があるのをご存じでしょうか？

１）待っている先に「楽しいこと」が待っていること

２）みんなもちゃんと待っていること

３）待ちやすいルールがあること

です。よく平気で人気のラーメン店にも２～３時間待つことができる方も多いと思いますが、

それも上の条件が結び付きます。

１）人気でおいしいラーメンが食べれること

２）それを目当てにたくさんの方もいること

３）並ぶ列が整理、又は座れるような配慮があること

です。待たせるのではなく、待てるための条件を設定する！

これも大切な保育者の専門性と、子どもたちに「待ってよかった」と感じてもらえるような経験の保証ですね。

保育者のみなさん、意味もなく子どもたちを待たせていませんか？　常に問いかけ続けていきましょう！　よい保育を目指して！　　　　　　　　　　理事長