DATE : 2024.03.05
昔からいい状態のことを、「いい塩梅」と表現します。
意味は「いい具合に一致すること。期待・目的にいい具合に合うこと」です。
保育においてもこのいい塩梅という感覚が必要だと思います。保育にとっての主人公(主体者)は子どもであるので、環境を整える保育者は、何でもやりすぎない、させすぎない、指示しすぎないことが求められます。
そうでなければ、子どもは言われることだけ、期待されることだけ、目的に沿ったことだけに応えるという一斉画一型の与える保育になりがちです。
環境を整えるということは、整えすぎず、やりすぎず、
適度に整えて、あとは子どもを信じて、「どうするかな?」「どう考えるかな?」「一人でどうにかするかな?」それとも「みんなで乗り越えようとするかな?」
そんな姿勢で見守ることが、「いい塩梅」なのではないでしょうか?
理事長