DATE : 2024.03.05
保育の中での遊び(活動)は、決して大人側(保育者)から一方的に与えられる、また決めれるものであってはいけないと思います。
子どもと共に創造し、作り上げていくもの! つまり子どもの主体性を尊重するものでないと意味を持ちません。
およそ7日まえの出来事です。
机の上で製作して遊んでいた子が数人いました。
それが何かのきっかけで、段ボールがあることに気付きます。 製作が少しずつ大きくなり・・・増えてきて・・
縦に大きく、横に広がり・・・
また一人から始まった遊びが、今や多い時で年齢を問わず
20名ほどの子どもが夢中で建築中です。
ここで関心することが2点です。
1つは、子どもの創造力、吸収力、見て真似してみようとする関係性の高さです。
そしてもう1つは、保育者の応答力、展開力、提案力、包容力、そして信頼力の高さです。
考えてみてください! 出だしの遊びで、「あのさ、段ボールを使いたいけど、使える?」と聞いたとした場合、
保育者が「散らかるから駄目」「今日の活動は違う」「勝手に使っちゃだめ」と答えた場合、
こんな豊かな活動は生まれませんでした。
このような活動を生み出すのは、子どもたち自身です。そしてその活動を引き出すのは、保育者自身でもあります。
いつまで続くのか? どう変化していくのか?
飽きるまで、情熱が尽きるまで続けてほしいと願います。