DATE : 2024.03.05
みなさんは子どもの作品についてどのように捉えていますか?
上手にそれぞれの特徴を捉え、書いていること
キリンは黄色、シマウマは白と黒と色使いが明確であること
混ざりやすい絵の具などはそれぞれの色を混ぜないように
決まりを守って塗ること
それらは間違いではありませんが、必ずしも正解でもありません。 そう考えます!
今回は絵の具で色遊びをしたものを掲載していますが、多分初めは赤で、青で、黄色で!・・・と書いていたのが
少しずつ混ざり、「あれ?黒?」「おかしいな・・・」
使ったのは赤で、青で・・・ でもやり続けると、やはり
「黒」・・・ その色の混ざりに不思議さを感じます。
このような絵は小学校でも、中学でも高校でも描くことはできません。
幼児期の今でしか、感じることのできない表現的芸術です。
「おもしろい!」
「楽しい!」
「不思議!」が生み出すもの
それは幼児期特有の「芸術」なのではないでしょうか?
この時期の表現遊びを大切に育んでいきたいですね。
理事長