DATE : 2024.03.05
不適切保育の報道が後を絶ちません。
ここでも・・・ あそこでも・・・
その手立てとして、よく会議や有識者の意見として聞くのは、学びの場をつくる! つまり研修を行うという取り組みです。
研修の中では、「不適切の理解」と「適切な保育の推進」が図られることでしょう!
しかしそれでは不十分だと感じます。
その理由としては、個人の理解や認識を広げ、深めようとも実際の現場での課題までには至っていないからです。
保育者のクラスでの連携や業務分担は・・・?
日常の保育の透明性は・・・?
園内での保育の理念(方針)の浸透は・・・?
保育の枠や責任の所在を限定的に行いすぎると、任せっぱなしになるリスクもあります。
年齢別クラス保育から、発達に応じた保育へ
限定的な担当制から、チームで支えるチーム担当制へ
専門的な研修から、人間性を高める学び合いの研修へ
教える保育から、引き出す保育へ(子どもの興味や関心に基づく保育)
これからの「適切保育」を進めていく上で大切にしていくべき考えではないでしょうか?
私たちは、これからもあるべき姿を目指して進んでいきたいと思います。
理事長