DATE : 2024.10.01
みなさんは、保育の仕事についてどのようなイメージがありますか?
私が新人の頃に、友人に言われたのが「子どもと遊ぶ仕事は楽しそうでいいよね」 でした。
確かに遊びます、楽しいです。でもそれは1つの方法なんです。
遊ぶことで、子どもの今の発達を理解する、誰と気持ちがあうのかが見えてくる、夢中になっていることがわかる・・
ただ遊ぶのではなく、遊びを通じて「子どもを理解」するんです。
そして保育を振り返ると、3つの奥義を駆使していました。
「抱っこ、おんぶ、よしよし」です。
現在、報道で配置基準が問題視されています。ぜひ改善してほしいものです。
当時、24名の子どもたちを一人で担任していて、やはり無理がでます。
遊びでのトラブル
朝からの不機嫌
配膳中に転んでの食事クラッシュトラブル等、あげるときりがありません
そんなときに、おんぶしながら食事を片づけたり、抱っこしたままで友達同士のトラブルに介入したり、左手で頭をよしよししながら、右手で製作の手伝いをしたり・・・
本当に新人だからでしょうか、息をするのも忘れるぐらい夢中で一所懸命でした
そんな仕事でもあるということを、新人の経験から書かせていただきました。 別の先生はもっとできたかもしれませんけど・・・
でもこれがどうにかできたのは、大変な時に手伝いに来てくれた先輩の存在であり、一番はそんな姿を見て、
「先生、手伝うよ」
「先生、大好き」
と言ってくれた子どもたちの存在があったからです。
子どもを好きで、子どもたちのために頑張りたい人たちが
好きを忘れず、子どものために頑張り続けられる未来を想像しながら、現場は今日も、3つの奥義を駆使して支え続けています。
皆様、保育現場を! 保育士を! 温かく応援してください。 理事長