DATE : 2024.10.01
私たちにはそれぞれ役割があります。
力がある人は、物を持ち上げることを役割として、細かい作業が得意な人は細かい作業を・・・
子どもの育ちを中心として考えると、必要な役割が見えてきます。
例えば「親」と「保育者」について考えてみましょう。
「親」だからこそ、大切な一人のかけがえのない存在として、受け入れることができます。
「保育者」だからこそ、大切な一人として集団を通して、個の成長を発達に繋げることができます。
つまり「親」と「保育者」の役割は、同じ目的ではあるものの、方法としてはまったく別という捉え方なんだと感じます。
親だからこそできること、やるべきこと。
保育者だからこそできること、やるべきこと。
それを区別することで、育児をどちらか一方だけに偏らせず、バランスと取れた「個」と「集団」の育ちが保証されるのではないでしょうか?
理事長