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ほいくのおへそ⑫給食から食事へ

園で食事の際に、歌われる歌があります。

「給食~♪、きゅうしょく~🎵、うれしいな」 です。 当たり前すぎてあまり考えないことかもしれませんが、

改めて給食について考えると、意味は「与えられる食事」とあります。つまり給食の時間というのは、与えられるのを待つ、与えられたものを食すという受動的な営みとも言えます。

でもそれでいいのでしょうか・・・ 随分前ですが「給食から食事へ」という取り組みを行い、「与えられる」から「自ら食す」に考えなおしました。 それ以来、歌が変わりました!

「お食事、おしょくじ~🎵、うれしいな」です。 言葉1つかもしれませんが、大きな意味を持つと考えます。

また大切な園での食事に5つの意味を感じます。「5つのキョウ食」として

①今日食 ⇒ 今日という食事に感謝をする

②協食 ⇒ 作ってくれた人、運搬してくれた人、栽培してくれた人、食事するために協力してくれた人に感謝する

③共食 ⇒ 食卓をいっしょに囲むという営みを大切にする

④響食 ⇒ 食を通じて、会話という営みを行うことで感動し合い、影響し合う、聞き合う

⑤鏡食 ⇒ 一緒に食べることで、相手を見て、すてきなマナーに気づき、自分もやってみようとする手本を知る

少々、無理があるものもありますが、普段取り組んでいることを明文化すると、こんな感じです。

保育者の専門性、説明責任として、普段取り組んでいることの意味を考え続けていきたいと思います。

法人本部 松尾

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