えっ、なぜこのテーマなのに「植物?」と感じた方もいることでしょう
その理由としては、わかりやすい例えとして保育や教育をよく植物の育て方に例えるので、今回はこの写真をあげてみました。
さて、現在は不登校の数が右肩上がりに増え続けているようです。 個別最適な教育、それぞれの興味・関心に応じた教育、個性を重視した教育、様々な理解に応じた支援体制・・・
なかなか届かないものですね。 というより支援の在り方や考え方がそもそも間違いなのかもしれません。
植物はそれぞれの特性に応じた環境に置かなければ、その良さや個性は失われてやがて枯れてしまうことがあります
窓際が好きなタイプ、影が好きなタイプ、たくさんの水分を必要とするタイプ、少しの水分でいいタイプ、株分けするとどんどんと新しい目を出し増えていくタイプ・・・
同じように一斉に教わることが好きなタイプ、個別に教えてもらう方が理解が上がるタイプ、1~10まで丁寧に教えてほしいタイプ、1~3ぐらいのヒントだけであとは自分で考え、思考を深めていくタイプ、
と学び方にも様々な個性的受動形態があるはずです。
しかしながら教育とか、仕組みとか〇〇が悪いといっても仕方ないので、ここではこれだけを伝えたいと思います。それは「今は学校以外でも様々な学び方があり、
その方を選ぶ子が増えてきた」という事実です。 しかし知識や学習方法だけなら、この多様化は選択の1つですが、学校(教育)とは、そもそも人格形成の場であるべきで、そう
であるはずです。 つまり今一度、学校(教育)とはこども一人ひとりの人格形成の場であり、何をすべきか、何を行わないべきかを考え直す時期に来ているのかもしれません。
保育も同様です。 同じことを同じように、言われたことを言われたようにする子ではなく、同じことでもその子らしい展開に! 言われたことにも自分なりの意見とみんなの意見を
踏まえた自己主張をできる子に!です。 すべてのこどもたちが、それぞれの特性に応じた教育を受けることができる! そんな教育システムが日本を強く、豊かにしてくれる
はずです。
生き生きと葉を茂らせ、のびのびと枝を伸ばす力強い力を子どもたちは備えているはずです。 あとは環境がどうあるべきか・・・・