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コドモット通信~子どもが遊びを決めること~

保育の計画の中では、様々な言葉があります。

「計画」「配慮」「支援」・・・ その主語は通常は「保育者」つまり大人であることが多くあります。

 

もちろん養護と教育の「養護」的な部分は大人の役割を多く締めていますが、「教育」では子どもが担ってもいい、逆に子ども同士の協働性が引き出されます。

 

朝の登園が落ち着いてくると、幼児のクラスに移動が始まります。そこでは・・・

「何をして遊ぶ?」「何をしたい?」そんなやり取りが子ども同士で成り立ちます。

大人ではなく、子ども同士です。

時にわがままもあるでしょうし、「無理かも・・」という意見もあるでしょうね。

意見を出す方も、「みんなのこと」を考える機会となります。もちろん「自分が好きなこと」を伝える主張の場にもなります。

意見を聞く方は、個人のことも考えながら、みんなのことを考える必要もあります。

どうにか折り合いを付けながら、子どもたちは楽しい時間を自分たちで考え、そして社会的なコミュニケーションの学びを得るのでした。

日常の中にこのような姿があることこそ、保育の神髄だと思います。

理事長

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