DATE : 2024.12.19
朝のあるシーンです。
自由遊び(折り紙、ブロック、パズル、絵本、ままごとなど)をしている中で、それぞれ興味がある遊びに没頭する時間です。
そんな中で挨拶周りをしていると、ある女の子が
「園長先生、ハートをつくって💛!」とリクエストしてくれました。でも折り紙が苦手な私は、こう答えます。「えっ、ハート?ちょっと折り紙は苦手なんだけど・・・」(というよりほかの子どもが教えてくれるように苦手感を出すというのが本意です)
その言葉を聞いていた隣のお友達が、期待どおりこんな言葉をかけてくれました。「私、出来るよ!」
ここに私たちの園が求める「共生と共学」が生まれます。
同じ時間を共有していると、必ず様々な差が生まれます。
それは時に「得意な人、不得意な人」「興味がある人、興味がない人」等の差を、私たちはできる限り子ども同士の関係性に繋げていきたいと考え、保育を行っています。
できる人は、教え方を学びます。
できない人は、その方法を学びます。そして関わってくれた体験から、次の「できる人」となり、「できない人」との関係にもつながるということです。
理事長