DATE : 2024.11.21
子どもたちの遊びの様子を見ていると、時として私たち保育者(大人)の想像をはるかに超える工夫を見ることがあります。
いつもは大体、机の上で塗り絵を楽しみますが、今回は塗り絵の表をガラスの外側に当てて、塗り絵をしていました。
「?」「なんで?」「どうして?」と思い、声を掛けてみると、答えはこうでした。
光に透かすと、表面がきれいに映り、透かし絵のように描けるという、私たち保育者の想像をはるかに超えた姿です。
ここでうれしいポイントは2つです。
1つは、こんな素敵で創造的な一歩先の遊びを生み出す力があるんだということ。
1つは、この姿を見て、「ダメだよ!、ちゃんと机で描きましょう」という保育者がいないこと。ちゃんと「この姿を成長、発達として捉えていること」です。
子どもの創造的な遊びは、保育者の受容的で応答的な姿勢の2つが絶妙なバランスで成り立ちます。
最後に一言、子どもにも保育者にも「お見事」を送ります。 理事長でした。