DATE : 2024.03.05
安全な遊びの環境の中で、よく言われるのは・・・
「段差を無くす」という視点です。
段差があると、つまずいたり、打ったり、怪我へと繋がることもあるという考え方からでしょうね。
それも間違いではありませんが、段差が遊びを豊かにするという点も忘れてはいけないポイントです。
段差が遊びをいい具合に分けて遊びやすくなることもあれば、段差を利用して高い・低いの転がすような遊びに展開することもあれば・・・様々な効果が期待されます。
平面から立体へ
起点から展開へ
個から集団へ
気付きから工夫へ
と段差とは、物理的な効果だけでなく、実は年齢や発達が異なる子ども同士の関係性にもつながっているのではないでしょうか? そういう意味では保育の中には、「段差=発達の違い」は必要不可欠だと考えます。 理事長