DATE : 2024.03.05
子どもが落ち着いて(ちゃんと)話を聞くためには、必要なことがあります。一つは「聞く意味を感じてもらう」こと!
そしてもう一つは、「話を聞く前の活動を個々に合わせる」ことです。
後半の部分を説明すると、朝の自由遊びの時間に、机でじっくり絵を塗りたい、字を書きたい、ブロックなどで遊び込みたいという「静の遊び」をやりたい子の遊びを保証する場所、また動きたい、登りたい等の「動の遊び」をやりたい子の遊びを保証する場所を作ることです。
そうすれば、一人ひとりの「やりたい意欲」は満たされる訳なので、其の後の「話を聞くという活動」に自然と、そして納得して取り組めるということです。
ここでお伝えしたことは、「話を聞く」ことではなく、遊びの中でいかに「身体を動かす遊び」が子どもの情緒の安定にいかに結びついているかを理解してほしいということです。
大いに目の前の遊びに夢中になること
大いに身体を動かして、身体と気持ちの連動性を実感すること
大いに自分のやりたいことを選ぶことが乳幼児教育の中では、重要です。それこそが養護と教育に結びつくバランスなのではないでしょうか? 理事長