DATE : 2024.03.05
私たち保育者は、子どもの姿を通じて「ある見方」で「あるもの」を見ています!
ある見方とは、5領域です。
保育計画を立てる際は、ねらいと内容を基に立案しながら、またそれを5領域(健康、人間関係、言葉、環境、表現)という視点でもう少し深めていきます。
でもこの5領域とは、計画として目標として掲げるだけではなく、今の子どもたちの理解の指標としても活かされています。この遊びを見て、どう感じるでしょうか?
5領域の視点で見ると、図形をはめ込んで1つの形を構成する遊びは、図形や形の認識力を高めてくれます。細かくいうと、環境の部分です。でもこの姿から見えてくるものは、もっと視点ではなく、視野(子どもの成長を広く絡めながら理解する)を持つべきです。
お友達と一緒に考えながら、言葉を交えながら取り組む中には、人間関係と言葉、また表現なども複雑に絡み合っています。
つまり人にそれぞれいい所、苦手なところが当たり前にあるように、子どもたちの理解においても、5つの領域に当てはめながら、子どもたちの「今」の育ちを見ていくことが何より大切です。
園でしかできない関わりは、この友達同士が関わり合うことです。つまり5領域の中で大きく伸びてほしい視点の基本は、人間関係と言えるのかもしれませんね。
どうぞ、ゆっくり考えて!
納得するまで悩んで!
それが将来、必ず役に立つ日がくるから! 理事長