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コドモット通信「カクテルパーティー効果」

みなさん、カクテルパーティー効果をご存じでしょうか?

「多くの音の中から、自分が必要としている情報や重要な情報を無意識に選択することができる脳の働き」のことを言います。」

簡単にいうと、大勢の人がいる中で、誰かと話したいとき、

その人の声だけにフォーカスして音を選び取っているという経験はありませんか?

子どもの遊びにも同様のケースが見られます。

年長児が小学校へ向けて文字の練習をしていますが、隣では

別の年齢の子が運動遊びをしています。

つまり静かにする遊びと動きがある、わいわい楽しむ遊びが混在している状態です。

この状態で保育者の捉え方にも違いが出てきます。

勉強しているから、静かにして!

②みんな運動しているから、勉強は向こうでして!(又は勉強時間にして)

どちらも適切ではありません!

大切なのは、一人ひとりが自分がやりたいことを選んでいるということ、

選ぶからこそ、集中して、必要の情報を得る集中力を養っているということ です。

保育者は、大人の価値観で〇〇しなさいと指示命令することより、現状を理解し、子どもたちがどうリアクションを出すかを見守ること、そして応答することが大切です。

支援が必要な時は、子ども自身が「先生~!」と声をかけてくれます。それを信じて待つことも保育者の専門性ですね。

理事長

 

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