DATE : 2024.11.21
「不適切な保育」という言葉が多く聞かれます。決して行ってはいけないことだということは間違いありません。
この言葉が飛び交う中で、同様に考えないといけない言葉があります。それは「適切な保育」です。
適切という言葉を「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」から見つけてみます・・・
ここには、こう書かれています
園児ひとり一人のおかれている状態や発達の過程などを的確に把握し、園児の欲求を適切に満たしながら応答的な触れ合いや言葉かけを行うこと。
園児ひとり一人の気持ちを受容し、共感しながら、園児との継続的な信頼関係を築いていくこと。
保育教諭(保育士)等との信頼関係を基盤に、園児ひとり一人が主体的に活動し、自発性や探索意欲などを高めるとともに自分への地震をもつことができるように成長の過程を見守り、適切に働きかけること。
園児ひとり一人の生活リズム、発達の過程、在園時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながら、適切な食事や休息がとれるようにすること。
これらを読むと適切とは、園児ひとりに注目した視点であり、
目の前の子どもの状況を十分に理解した上で、行う行為だということがわかります。
今一度、適切とは、どういうことを踏まえての行為であるのか考えていきます。また考える時間をみんなで作っていきましょう。 理事長