MENU OPEN
MENU CLOSE
お問い合わせ CONTACT

ニュースリリース

ほいくのおへそ⑤気持ちを合わせて

保育者という仕事の役割はどのようなことを指すのでしょうか? 指導する人、援助する人、計画する人、支援する人、配慮するなどですが、先日「これだ!」とスッキリと納得できたことがありました。

 

川に遊びに行ったときの話です。川の中で我が子と大きな石、小さな石を集めてダムを作り、また大きな流れから分岐するような形で流れを作るような支流を作っていました。

専門的(?)なことでいえば、強固なダムをつくるためには川の流れを受ける面には大きく平らな形状の石を並べ、流れに負けないよう支柱の代わりになるようにその後ろをより重たい石で支えないと崩れてしまいます。またある程度できると、隙間から水が漏れだすので、今度は隙間に応じた石を入れ込んでいきます。  少々建築的な学びでしょうか?

話を本題に戻しますね

その様子をじつ~と見ていた子がいました。 保育士の血が騒いだのでしょうか? いつものように「一緒にやる? 今はここを〇〇しているから、この石でそこを止めてみて!」と誘ってみると

始めはソワソワしていましたが、1つ1つの石を渡す⇒置く、渡す⇒置くの流れが、いつの間にか自分で石を拾い、自分で作ってくれて後は、目標に沿って「こうしよう」「そうしよう」の言葉だけで十分でした

楽しい時間が過ぎた後、感じました

保育という仕事は、遊びを通じて笑顔にする仕事なんだ

遊びを通じて協力することの大切さを伝える仕事なんだ

遊びを通じて子ども同士という仲間作りの基礎をつくる仕事なんだと・・・

一人の女の子の笑顔が、保育の仕事の意味を改めて教えてくれたような気がします

いつでも「保育とは?」という問いに、答えを出してくれるのは「子ども」ですね。 ありがとう!

 

トップページに戻る
Copyright (C) 社会福祉法人 正道会