保育を行ううえで、保育計画というものを立案します。
子どもたちの今の発達を基本として、興味や関心から様々な活動を考えていきます。
「こんな子どもの姿が・・・」と保育者は想像しながら思いを込めて計画するわけです。
たとえば散歩の活動の中で、楽しみながら道中に出会う人やその日の天候など様々な出来事、事象からの学びがあるだろうと予測しているものです。
でも時として予測できないこととの出会いも・・・
以前まではなかった蜘蛛の巣などを見つけ、発見すると子どもたちはどんな気づきを得るのでしょうか?
「嫌い」という子もいれば、
「すごい形だね」「なんでこんなに強いの?」「この前はなかったけどいつ、作っているの?」「この糸はどこから運ぶの?」「これが蜘蛛のお家なの、屋根は?」
など大人が想像できない想像が生まれるかもしれません。
子どもたちが予定していた活動の中で、「ふっ!」と手を止めたり、足を止めたりしたとき
子どもの中で好奇心、探求心があふれ出てくる前触れです!
そんな瞬間が保育の中でたくさん生じます。保育する側はその瞬間を大切につなげていきたいものです。
決して・・・
「手を止めず早くしなさい」「違うことはしないで!」「そうする時間じゃないよ!」「早く進みなさい!」「みんな、どうしてる!おかしいよ」などと言っては、創造の芽がでるチャンスを失っているのだと考えます
ちゃんとした保育を追求し続けていきましょう 理事長